「食べてないのに体重が減らない…そんな経験ありませんか?」
はじめに
「しっかり食事制限しているのに痩せない」
「むしろ少ししか食べていないのに体重が増えている気がする」
そんな悩みを持つ人は少なくありません。
実はこの裏には、心の疲れ(ストレス) が大きく関わっています。
今回は「なぜストレスが代謝や食欲に影響するのか?」を科学的根拠とともに解説し、心を整えながらダイエットを成功させる方法をご紹介します。
食べていないのに痩せないのはなぜ?
人は「基礎代謝」で1日の消費カロリーの約70%を使っています。
しかしストレスが強くかかると、自律神経が乱れて基礎代謝が低下。
👉 日本の研究では、慢性的なストレスを抱える人はそうでない人に比べて基礎代謝が約10〜15%低いことが確認されています。
また、ストレスで分泌されるホルモン「コルチゾール」には、内臓脂肪をため込みやすくする作用があります。
「食べていないのに痩せない」どころか「お腹周りが太りやすい」現象が起きるのはこのためです。
さらに、ストレスは睡眠の質を下げ、ホルモンバランスを崩します。
👉 睡眠時間が4時間の人は、8時間眠った人に比べて
- 食欲ホルモン「グレリン」が28%増加
- 満腹ホルモン「レプチン」が18%減少
この結果、「食べていないつもりでも間食が増える」状態に陥りやすいのです。
心の疲れと体の不調の関係
- 自律神経の乱れ → 代謝低下・便秘・冷え性
- ストレスホルモンの過剰分泌 → 内臓脂肪の蓄積
- 睡眠の質低下 → 食欲ホルモンの暴走
👉 「食べていないのに痩せない」という現象の多くは、心身のバランスが崩れているサインなんです。
心を整えると代謝が上がる
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は、セロトニンを増やして心を安定させ、代謝アップにもつながります。
深呼吸・入浴・瞑想などのリラックス習慣を取り入れるだけで、自律神経が整いやすくなります。
さらに「今日は早く寝られた」「散歩できた」など、小さな達成感を積み重ねることが大切です。
ボクが推す 70点合格理論 もここに活きます。完璧を目指さず「今日は70点で合格」と考えることで、ストレスが軽くなり習慣化しやすくなります。
まとめ
「食べてないのに痩せない…」その原因は、実は心の疲れやストレスによる代謝低下かもしれません。
- 基礎代謝が10〜15%低下
- コルチゾールで内臓脂肪が増える
- 睡眠不足で食欲ホルモンが乱れる
ダイエットは「食べる量を減らすこと」だけではなく、心を整えて代謝を回復させることが大切です。
ボク自身も、心が疲れているときはどんなに食事を気をつけても痩せにくいと実感しています。
だからこそ、心のケア=痩せやすさの土台。
今日からは「頑張る」よりも「整える」を意識してみませんか?