睡眠で痩せやすさが決まる理由
「ダイエット=食事と運動」と思われがちですが、実は 睡眠の質 も体重管理に大きく関わっています。
睡眠がしっかり取れている人は、同じ生活をしていても「痩せやすい」ことが科学的に分かっています。
1. 睡眠不足はホルモンバランスを乱す
睡眠が足りないと、
- 食欲を増やすホルモン(グレリン) が増える
- 満腹を感じるホルモン(レプチン) が減る
つまり「食欲が強まり、満腹感が弱まる」状態に。
アメリカの研究では、睡眠が5時間以下の人は、7〜8時間眠る人に比べて 摂取カロリーが300〜500kcal多い という結果が出ています。
2. 脂肪燃焼がダウンする
深い眠り(ノンレム睡眠)の間に、体は成長ホルモンを分泌して脂肪を分解します。
睡眠不足だとこの時間が減り、脂肪燃焼効率が20〜30%も低下 するとも言われています。
3. 翌日の活動量に差が出る
眠りが浅いと、翌日ぼーっとして 活動量が下がる。
「歩く距離が減る」「階段よりエレベーターを選ぶ」など、細かな消費カロリーが減ってしまいます。
今日からできる!睡眠ダイエット習慣
- 就寝前のスマホを控える → ブルーライトで眠りが浅くなる
- 寝る3時間前までに夕食を済ませる
- 寝室を暗く・涼しく・静かにする
- 毎日同じ時間に寝起きする(休日も)
こうした工夫だけで「睡眠の質」が上がり、痩せ体質に近づけます。
まとめ
- 睡眠不足は食欲増加&脂肪燃焼低下を招く
- 7〜8時間の質の良い睡眠がダイエット成功のカギ
- 食事・運動に加えて「眠り」も整えることが、中高年ダイエットの近道