50代が太りやすくなる3つの理由【科学的に解説】

習慣・マインド

50代になると太りやすい?その3つの科学的な理由

ボク自身も体重が増えて悩んだことがあります。特に50代になると、「同じように食べているのに、なぜか太る」「以前より痩せにくい」と感じる人は多いと思います。これは単なる気のせいではなく、科学的な理由があります。ここでは代表的な3つを紹介します。


基礎代謝の低下

基礎代謝とは「何もしなくても消費されるエネルギー」のこと。1日の消費カロリーの約60〜70%を占めています。
ところが基礎代謝量は年齢とともに低下し、特に50代では20代に比べて 1日あたり200〜400kcalも少なくなる と言われています。これは、白ご飯1杯(約250kcal)を食べたのと同じくらいの差。つまり、若い頃と同じ生活をしていても、それだけで太りやすくなるわけです。

筋肉量の減少が大きな原因で、厚生労働省のデータでも 40代以降は年に約1%ずつ筋肉量が減る とされています。筋トレや日常の歩行で筋肉を維持することが欠かせません。


ホルモンバランスの変化

特に女性は更年期を境にエストロゲンというホルモンが大きく減少します。エストロゲンには脂肪を燃やす働きや、血糖値を安定させる働きがあるため、減少すると内臓脂肪がつきやすくなります。

また男性でも、テストステロン(筋肉や代謝を支えるホルモン)が加齢とともに減少。研究によると、 30代以降は1年に約1%ずつ低下 していき、50代になると20代の半分以下になることもあります。ホルモン変化は見えない部分ですが、体型や気分に大きく影響します。


ストレスと生活習慣の乱れ

50代は家庭や職場での責任が重く、ストレスが溜まりやすい時期。ストレスが続くと「コルチゾール」というホルモンが分泌され、これが食欲を増加させたり、脂肪を溜め込みやすくします。

さらに「忙しいから運動不足」「つい夜遅くに食べてしまう」といった生活習慣の乱れが重なると、体重が増えやすくなります。実際に厚労省の調査でも、 40代後半〜50代の運動習慣保持率は2割以下。多くの人が運動不足に陥っているのが現実です。


まとめ

50代で太りやすくなるのは

  1. 基礎代謝の低下
  2. ホルモンバランスの変化
  3. ストレスと生活習慣の乱れ

という科学的な理由があります。

でも安心してください。筋肉を維持する運動や、食べ方の工夫、ストレスケアを取り入れれば体重はコントロールできます。
そして30代40代の人にとっては、「今から少しずつ準備しておくこと」が将来の50代を楽にする最大のポイントです。

ボクも一緒に、身体と心のデトックスを習慣にしていきます。


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