はじめに
「水を飲むのは体に良い」とよく言われますが、実際に いつ飲むのが効果的なのか? はあまり知られていません。
インスタで紹介した「水を飲むベストな3つのタイミング」を、この記事ではさらに 科学的な根拠や数値 を交えて深掘りしていきます。
① 朝起きてすぐ
人は寝ている間に汗や呼吸から 約500mlの水分を失う と言われています。
そのため、起床後にコップ1杯(200ml程度)の水を飲むことで、次のような効果があります。
- 血流が改善されて代謝がスイッチON
- 脳梗塞・心筋梗塞のリスクを下げる可能性(日本循環器学会の報告あり)
- 腸のぜん動運動を促し、便通の改善にもつながる
まずは「朝イチの1杯」からが基本です。
② 食事の前
食事の直前に水を飲むと、胃腸の働きをやさしく刺激して消化をサポートします。
さらに、食べすぎ防止効果も確認されています。
- 米国の研究(Obesity, 2010)では、食前に500mlの水を飲んだ人は、摂取カロリーが平均 約13%減少
- 満腹感が得られるため、自然と食べすぎを防げる
- 消化吸収をスムーズにすることで胃腸への負担を軽減
ダイエット中の方には特におすすめのタイミングです。
③ 入浴後・運動後
汗をかくとコップ1〜2杯分(約200〜400ml)の水分を失います。
そのままにしておくと、脱水症状や代謝の低下につながります。
- 入浴後は失った水分をすぐに補給
- 運動後は水だけでなく、汗で失ったミネラルも意識(麦茶や経口補水液もOK)
- 代謝を落とさないためには「早めの補給」がカギ
1日の水分摂取目安
厚生労働省によると、1日の推奨水分量は以下の通りです。
- 成人男性:約2.5L
- 成人女性:約2.0L
(食事から摂る水分を含む)
「一度に大量に」ではなく、 200mlずつこまめに飲む のが理想的です。
まとめ
水を飲むタイミングを工夫するだけで、代謝アップ・ダイエット・健康維持に大きな効果があります。
- 朝起きてすぐ
- 食事の前
- 入浴後や運動後
この3つをまず意識してみましょう。