「冷え」が太りやすさに影響するって本当?【代謝との関係を徹底解説】
はじめに
「手足が冷える」「体温が低い気がする」
こんな“冷え”の悩み、実はダイエットとも深い関係があります。
体が冷えると 代謝が下がり、太りやすくなる というのは本当の話。
今回はその理由をわかりやすく解説します。
冷え=基礎代謝の低下につながる
人間の体は、体温を一定に保つために常にエネルギーを使っています。
つまり 体温が下がる=熱を生み出す力(基礎代謝)が低下しているサイン。
👉 基礎代謝は1日の消費エネルギーの約60〜70%を占めるので、ここが落ちると痩せにくくなります。
例えば…
- 平均体温が 1℃下がると基礎代謝は約12%低下すると言われています。
- 60kgの人なら、1日で約150〜200kcalの差が出る計算。
冷えを放っておくと「食べていないのに痩せない」の原因になるわけです。
血流の悪化が脂肪燃焼を妨げる
冷え=血流が悪くなる、ということでもあります。
血液は酸素や栄養を運ぶので、循環が滞ると…
- 筋肉での脂肪燃焼がスムーズにいかない
- 老廃物がたまりやすい
- むくみ → さらに代謝ダウン
👉 結果として、脂肪を“燃やしにくい体”になってしまいます。
女性に冷えが多い理由
- 筋肉量が男性より少ない → 熱を生みにくい
- 貧血・低血圧傾向がある → 血流が弱い
- 無理なダイエットで栄養不足 → 体温維持が難しくなる
ボク自身も減量中に「手足が冷えるなぁ」と感じたときは、体重が落ちにくい停滞期にハマりやすかったです。
冷えを防ぐ生活習慣
1. 食事で“熱を作る”
- たんぱく質(肉・魚・卵・大豆)
- ショウガ・ネギ・にんにくなどの温め食材
- ビタミンB群(代謝を助ける:豚肉・まぐろ・納豆)
👉 食事誘発性熱産生(DIT)は、たんぱく質をとると代謝が約30%アップします。
2. 運動で筋肉を動かす
筋肉は熱を生む“ストーブ”。
特に下半身(太もも・お尻)を鍛えると冷えにくい体に。
- スクワット10回×3セット
- ウォーキング20分
これだけでも十分効果があります。
3. 日常で温める工夫
- お風呂にゆっくり浸かる(38〜40℃で15分程度)
- 靴下や腹巻で“お腹まわり”を冷やさない
- 温かい飲み物(白湯・スープ)をこまめに
まとめ
- 冷えは基礎代謝を下げ、痩せにくい体の原因になる
- 血流の悪化で脂肪燃焼や老廃物排出も妨げる
- 食事(たんぱく質・温め食材)+ 運動(下半身メイン)+ 温活(お風呂・白湯)で改善できる
今日からできる一歩
**「食事のときに温かい汁物を1品足す」**ことから始めてみましょう。
それだけで体がポカポカして、代謝の落ち込みを防げます😊