「食事を我慢したのに、結局リバウンドしてしまった…そんな経験ありませんか?」
はじめに
「甘い物を我慢」「炭水化物を我慢」「お酒を我慢」…
ダイエットといえば「我慢」がつきものだと思っていませんか?
実は、我慢すればするほど太りやすくなることが科学的に分かっています。
ストレスが心と体にどう影響し、なぜリバウンドにつながるのかを解説しながら、我慢しないで続けられる工夫も紹介します。
我慢がリバウンドを招く科学的理由
自制心には限界がある
心理学の実験では「強い我慢」を続けた人は、その後の行動で衝動的になりやすいことが分かっています。
👉 つまり「甘い物を一切食べない」と決めると、ある日ドカ食いにつながる確率が高くなるのです。
コルチゾールが食欲を暴走させる
食事制限=体にとってはストレス。
ストレスで分泌される「コルチゾール」は、食欲を増進させ脂肪をため込みやすくするホルモンです。
👉 慢性的に強いストレスを抱える人は、そうでない人に比べて肥満率が約25%高いというデータもあります。
リバウンドの実態データ
- 厳しい食事制限ダイエットをした人の約80%が1年以内にリバウンド(米国臨床栄養学会)。
- 我慢が続かないだけでなく、体が「省エネモード」になり代謝が落ちるため、以前より太りやすい状態になるのです。
我慢しない方が続く理由
- 満足感を大事にする
甘い物を完全にやめるのではなく、量を半分にして楽しむ方が長続きします。 - 70点合格理論
ボクが推している考え方ですが「完璧にやる必要はなく、70点で合格」と思うだけで心が軽くなります。
少し食べても「今日は70点でOK!」と考えれば挫折せずに続けられるのです。 - ストレス対策もダイエット習慣
運動・入浴・趣味など、自分なりのリラックス習慣を持つことで「食べて発散」しなくても心が満たされます。
まとめ
「我慢するほど痩せる」は間違いで、実際は我慢するほどストレス太りやリバウンドのリスクが高まるのです。
- 我慢には限界がありドカ食いにつながる
- ストレスホルモン・コルチゾールが脂肪をため込む
- 厳しい食事制限の80%はリバウンドする
だからこそ、ダイエット成功の秘訣は「我慢」ではなく「工夫」。
70点合格理論で気楽に続けることが、リバウンドしない一番の近道です。