50代男性の更年期障害(LOH症候群)|太りやすくなる理由とダイエット対策

習慣・マインド

更年期(男性編)|50代ダイエットを邪魔するホルモン変化とは

「更年期」と聞くと女性のものと思う人が多いですが、実は男性にもあります。
それが 男性更年期(LOH症候群)。ボク自身も男性なので、このテーマは他人事ではありません。

50代男性は体型の変化、気力の低下、メンタル不調などに悩みやすい時期です。
今回は「男性更年期とダイエットの関係」について、科学的な視点と生活改善のヒントをまとめます。


男性更年期(LOH症候群)とは?

男性更年期とは、加齢に伴って テストステロン(男性ホルモン)が減少 することで起こる症状のこと。

テストステロンは筋肉や骨を強く保つ、やる気や集中力を高める、脂肪を燃やすといった役割を担っています。
このホルモンが減ると、体にも心にも影響が出ます。


男性更年期の主な症状

日本泌尿器科学会によると、男性更年期の代表的な症状は以下の通りです。

  • 疲れやすい、やる気が出ない
  • イライラや気分の落ち込み
  • 睡眠の質が低下
  • 筋力の低下、体脂肪の増加
  • 性欲の減退

特に「体重が増えやすい」「筋肉が落ちやすい」と感じる人は、ホルモン低下の影響が大きい可能性があります。


50代男性が太りやすくなる理由

テストステロンが減少すると、次のような変化が起きます。

  • 筋肉量の減少 → 基礎代謝の低下
     筋肉1kgが1日約13kcalを消費します。筋肉が減れば消費カロリーも落ちます。
  • 内臓脂肪の増加
     テストステロンには脂肪を燃やす働きがあります。減ることで内臓脂肪がつきやすくなり、メタボ体型へ。
  • ストレス耐性の低下
     ストレスホルモン「コルチゾール」が優位になり、食欲が増えやすくなります。

実際に研究でも、テストステロン値が低い男性は肥満率が高く、生活習慣病リスクも上がると報告されています。


男性更年期とダイエットの向き合い方

更年期によるホルモンの低下は避けられません。
ですが、生活習慣次第で 「下げ幅を緩やかにする」ことは可能 です。

運動で筋肉を守る

  • 週2〜3回の筋トレ(腕立て伏せ、スクワット)
  • 毎日の有酸素運動(早歩き、軽いジョギング)

筋肉量を維持することで基礎代謝を落とさず、体型も崩れにくくなります。

食事でホルモンを支える

  • タンパク質(肉・魚・卵・大豆)を体重1kgあたり1.0〜1.2g
  • 亜鉛(牡蠣・牛肉・ナッツ類)はテストステロン合成を助ける
  • 野菜・果物で抗酸化物質を補う

睡眠でホルモンを回復させる

テストステロンは睡眠中に多く分泌されます。
6時間未満の睡眠が続くと分泌量が下がるため、7時間前後を目安に確保しましょう。

ストレスをため込まない

  • 週末は軽いアウトドアや趣味の時間を持つ
  • 職場や家庭での悩みは一人で抱え込まない

心のデトックスがホルモンバランスを保ち、太りにくい体を支えます。


医療的なサポートも視野に

もし症状が強い場合は、泌尿器科でホルモン検査を受けることもできます。
必要に応じてホルモン補充療法(HRT)が行われるケースもあり、生活の質を大きく改善する人もいます。

「年齢だから仕方ない」と放置せず、体と心の変化に向き合うことが大切です。


まとめ

50代男性の更年期(LOH症候群)は、筋肉量の減少や脂肪増加、気力低下を引き起こします。
ですが、運動・食事・睡眠・ストレスケアといった生活習慣を整えることで、ダイエットは十分に可能です。

ボク自身も同世代の男性として「身体と心のデトックス」を意識し、無理のない方法で習慣づけていきます。


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